さき夏休み明けって、なんでこんなに学校行くのがしんどいんでしょう……。気持ちの問題なのかな、って思うんですけど。



それ、気持ちの問題だけじゃないんですよね。身体のしくみとか、夏休みならではの事情がちゃんとあって。うちの子も通信制高校に通っているので、この時期のしんどさはすごくリアルに知っているんです。



そうなんですね……。なんか理由がうまく言えなくて、自分がおかしいのかなって思ってました。



おかしくないです。高校生の30〜40%が「学校嫌だな」と感じているというデータもあるくらいで。この記事で一緒に整理していきましょう。
- 夏休み明けに高校生が学校行きたくなくなる理由と心身のしくみ
- 今夜・明日の朝にできる具体的な小さな行動
- 保護者が気をつけたい声かけと関わり方
- 欠席・単位・通信制高校など知っておきたい選択肢
夏休み明けに学校行きたくないと感じている高校生のあなたへ、まずこれだけ伝えさせてください。
その気持ち、おかしくないんです。
9月1日が近づいてくるにつれて、なんとなく気が重くなる。新学期が始まっても登校拒否みたいな状態が続いて、自分でも理由がよくわからない。そういう高校生、本当にたくさんいます。
私はうちの子が通信制高校に通っているので、夏休み明けに学校に行けない高校生の気持ちや、保護者としての焦りを、わりとリアルに知っているほうだと思っています。学校行きたくない気持ちが続くと、不登校になってしまうんじゃないか、単位や出席日数は大丈夫なのか、将来はどうなるのかって、不安がどんどん広がりますよね。
でも、新学期に学校行けない状態になる高校生が急増する理由には、ちゃんと根拠があるんです。冬休み明けや春休み明けとはまた違う、夏休み明けならではの事情もあります。この記事では、学校行きたくないと感じる理由から、今夜・明朝にできる具体的な一歩、欠席日数や通信制高校といった選択肢まで、一緒に整理していきます。
夏休み明けに学校行きたくない高校生へ


- 「なんとなくしんどい」には、ちゃんとした理由がある
- 夏休み明けに不登校が急増するのはデータでも裏付けられている
- 生活リズム・人間関係・宿題の罪悪感が重なるのが夏休み明けのリアル
- 高校生ならではの悩みが加わることで、しんどさはさらに複合的になる
まず最初に、「なぜ夏休み明けにこんなに学校が嫌になるのか」を一緒に見ていきたいと思います。理由がわかるだけで、少し気持ちが楽になることってあるんですよね。「なんとなく気が重い」じゃなくて、「こういう理由でしんどいんだ」とわかると、自分を責める気持ちが少し和らぐことがあります。
というわけで、まずは「夏休み明けに学校に行けなくなる高校生が多い」という現実から見ていきましょう。
新学期に学校行けない高校生が急増する理由


実は、夏休み明けは一年の中でも特に学校に行けなくなる高校生が増えるタイミングなんです。これは感覚の話じゃなくて、データではっきり示されています。
文部科学省の調査によると、高校における不登校生徒数は令和4年度だけで約60,575人にのぼり、前の年よりも約5,000人も増えています。小・中・高を合計すると、不登校の子どもの数は約299,048人と、過去最多を更新しているんです(出典:文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)。
そして不登校が始まるきっかけとして、長期休み明けを挙げる割合が約20〜30%にのぼるという報告もあります。4月・9月・1月が不登校の増加タイミングとして知られていて、中でも9月(夏休み明け)は特に多い時期なんですよね。
さらに深刻なのが、内閣府や警察庁の調査で、18歳以下の子どもの自殺者数が9月1日に年間最多になるというデータです。これは、夏休み明けの「学校に行きたくない」という気持ちが、一部の子にとっては命に関わるほどの深刻な苦しみであることを示しています。だから、「たかが夏休み明けの憂鬱でしょ」と軽く流せないんです。
ベネッセの調査では、高校生の約30〜40%が「学校が嫌だと感じることがある」と回答しているというデータもあります。クラスに30人いたら、10人以上が同じように感じているかもしれない……そう思うと、少し気持ちが変わりませんか。あなたが感じているその気持ち、決して特別なことじゃないんですよね。
不登校のきっかけとして最も多いのが、無気力・不安という心理的な状態で、全体の約51%を占めています。「なんとなく行けない」「理由がうまく言えない」という状態は、統計的にも最も多いタイプの不登校のきっかけなんです。自分がおかしいんじゃなくて、そういう状態に陥りやすい時期と環境が重なっているだけだと思ってほしいんです。
生活リズムの乱れが登校意欲を下げるしくみ


夏休み明けに「なんとなくしんどい」「朝起きられない」と感じる理由のひとつが、生活リズムの乱れです。これ、怠けているわけじゃなくて、身体のしくみの問題なんです。
夏休み中は平均的に就寝時間が2〜3時間遅くなると言われています。スマホを夜中まで見ていたり、夜中に友達とゲームしていたり……気づいたら3時、4時になっていた経験がある人も多いんじゃないでしょうか。そして人間の体内時計(サーカディアンリズム)は、毎日1〜2時間ずつしか修正できないんです。つまり、2〜3時間ずれた体内時計を新学期初日に戻すのは、生理的にほぼ不可能なんですよ。
朝起きられない、頭が働かない、食欲がない……これらは「気合いが足りない」じゃなくて、身体が正直に反応しているだけなんです。
起立性調節障害かもしれないと思ったら
- 朝起きられない・立ちくらみ・頭痛・倦怠感が続いている
- 起立後2〜3分以内に頭痛やめまいが起きる
- 夏の暑さで例年よりしんどさが増している気がする
たとえば、夏休みが終わる1週間前くらいから少しずつ就寝時間を早めておくと、体内時計のズレを小さくできます。ただ、すでに新学期が始まってしまった後だと、この対策は後手になってしまいますよね……。そういうときは「今から少しずつ戻していく」と気持ちを切り替えることが大事だと思っています。
人間関係の不安や宿題の罪悪感が重なるとき


生活リズムだけじゃなくて、気持ちの面でも色々と重なるのが夏休み明けなんですよね。たとえば、夏休み前にちょっとしたもめごとがあって、それが解決されないまま夏休みを過ごした場合、新学期にまたその人と顔を合わせるのが怖くなります。部活の先輩や顧問との関係がしんどかったとか、友達グループの微妙な空気感が気になるとか、そういう人間関係の不安系の悩みを抱えたまま新学期を迎えるのはきついですよね。
さらに、夏休み中のSNSで友達の楽しそうな投稿ばかり見ていると、自分だけ置いてけぼりみたいな感覚になることも……。これはSNS疲れとも呼ばれる現象で、他人の充実した夏と自分の夏を無意識に比べてしまって、自己肯定感がじわじわ下がっていくんです。
それから宿題の問題もあります。「やらなきゃとわかってたのに終わらなかった」という罪悪感が、登校へのハードルをさらに上げてしまいます。「夏休みに頑張れなかった自分」への失望感が、学校に行く気力を奪っているパターン、すごく多いと思うんです。
高校3年生であれば、大学受験のプレッシャーが最高潮になる時期でもあるので、8月末の模試の結果が振るわなかっただけで一気に気持ちが落ち込んだりします。夏期講習で体力を使い果たして疲弊しているのに、さらに新学期が来るという感覚も、3年生には特有のしんどさだと思います。
生活リズムの乱れと人間関係の不安と宿題の罪悪感が全部重なる……それが夏休み明けのリアルなんです。一つひとつは「たいしたことない」ように見えても、全部重なると本当にしんどくなりますよね。


冬休み明けに学校行けない場合との根本的な違い


夏休み明けと冬休み明けに学校に行けない場合、一見似ているようで、実は根本的に違う部分があります。
| 比較項目 | 夏休み明け | 冬休み明け |
|---|---|---|
| 休みの長さ | 約40日(体内時計のズレが大きい) | 約2週間(比較的ズレが小さい) |
| 身体への影響 | 暑さによる慢性疲弊・自律神経の乱れ | 寒さで布団から出られない |
| 進路プレッシャー | 模試・夏期講習・オープンキャンパスが重なる | 比較的プレッシャーが少ない |
| しんどさの複合度 | 身体的・精神的・環境的が重なる | 比較的単純な要因が多い |
夏休み明けの「学校行きたくない」は、身体的・精神的・環境的な要因が重なって起きているという点で、冬休み明けよりも複合的なんです。だから「なんとなく夏休み明けのほうがしんどい」と感じるのは、あなたの気のせいじゃないと思います。しんどさには、ちゃんと理由があるんです。
夏休み明けに学校行きたくない高校生ならではの悩み


小学生や中学生とは違って、高校生ならではの悩みがあると思っています。たとえば、将来への漠然とした不安です。進学するのか就職するのか、何をしたいのかわからない、そもそも何のために学校に行くのかという実存的な疑問が出てくる年齢なんですよね。
これは「思春期後期の批判的思考の発達」とも言われていて、中学生のときよりも深く物事を考えられるようになった証拠でもあります。「なぜ学校に行くのか」という問いを持ち始めること自体は、成長の証でもあります。ただ、その問いを一人で抱えていると苦しくなるので、誰かと話せる環境を作れるといいなと思っています。
校則や制服、授業時間という「拘束感」から夏休みで解放された後に、また戻るのがしんどいという感覚も、高校生に多いと思います。夏休み中にアルバイトを経験して「働くことの面白さ」を感じた高校生が、学校に戻ることへの意味を感じにくくなるケースもあります。これは怠けではなく、思春期後期の批判的思考が発達してきた証拠だと思うんです。
「高校生が学校に行きたくない」という悩みの背景には、その人固有の複雑な事情がいくつも絡み合っています。だからこそ、「なぜしんどいのか」を丁寧に掘り下げることが、次の一歩につながると思うんです。





しんどい理由はわかったんですけど……じゃあ実際どうすればいいんでしょう。今夜とか明日とか、何かできることってありますか?



大きなことをしなくていいんです。今夜のスマホの使い方とか、明朝の起き方とか、ほんの小さな一歩から始めるだけで翌朝の感じが変わってきますよ。
夏休み明けに学校行きたくない高校生がとれる行動


- 今夜・明朝にできる小さな一歩から始める
- 親への気持ちの伝え方は「完璧に言わなくていい」が基本
- 欠席・単位の実態を把握するだけで焦りが和らぐ
- 別室登校・通信制・定時制など、選択肢は思ったより多い
ここからは具体的な話をしていきます。「じゃあどうすればいいの」という部分を、今日・明日からできる小さなことから順に整理していきますね。大きなことをやろうとしなくていいです。一歩ずつで十分です。
今夜と明朝にできる小さな一歩


私も、うちの子が学校に行けなくなっていたとき、最初は「どうにかして元通りに登校させなきゃ」と焦っていました。でも実際には、小さなことを一つ変えるだけで、翌朝の雰囲気がちょっと違ったりするんですよね。
今夜やってみてほしいこと
今夜だけ、これだけやってみてください。
- 22時以降はスマホの画面を見るのを減らす(難しければ明るさを最低限に)
- 5分間だけ腹式呼吸をやってみる(吸う4秒・吐く8秒)
- 「行けたら行く、行けなくてもそれで終わりじゃない」と自分に言い聞かせる
明朝やってみてほしいこと
朝、起き上がれないときは「とりあえず座るだけ」でOKです。布団の中で横になったまま起き上がれない……そのときはまず、ベッドの端に腰かけて足を下ろすだけでいいです。これは起立性調節障害の対策にもなりますし、心理的なハードルも下がります。
「行くかどうかは後で決める」という順番に変えるだけで、動ける感覚が変わることがあります。制服を着るだけ着てみる、1時間目だけ行く、保健室に行くだけにする、という部分的な目標も全然ありです。「全部出席しなきゃ意味がない」という思い込みを手放すことが、実は一番の近道だったりします。
私も、うちの子が通っていたころ、「とりあえず学校の門まで行ってみる」というのを目標にしていた時期がありました。それだけで精一杯の日もあったけど、それでも続けていたら少しずつ変わっていったんですよね。完璧な登校じゃなくていい、その日できることをやる、それだけで十分だと思っています。
親への上手な気持ちの伝え方


親に話したいけど、どう言えばいいかわからない……そういう高校生、すごく多いと思います。うまく説明できなくて当然なんです。自分でも理由がよくわからないことが多いから。理由がちゃんと言えないと怒られるんじゃないかとか、「甘えるな」と言われるんじゃないかとか、話すこと自体が怖いと感じている人もいますよね。
そういうときは、完璧に説明しようとしなくていいと思っています。たとえば「ちょっと話したいんだけど、怒らないで聞いてほしい」と最初に伝えるだけで、親の受け取り方が変わることがあります。「学校に行きたくないというか、行けない感じがして、自分でもよくわからないんだけど」という言い方でも全然大丈夫です。
完璧に言語化できなくていい、「しんどい」という事実を伝えることが最初の一歩です。もし話すのが難しければ、メモやLINEで伝えるのも一つの方法だと思います。「ちょっとしんどい」と一言書いてテーブルに置いておくだけでも、親が気づいてくれることがあります。言葉を選ぶより、「伝えようとした」という行動のほうが大事なんですよね。
親に話すエネルギーがどうしても出ないときは、学校のスクールカウンセラーや教育相談センターに連絡してみるのもいいと思います。親よりも第三者のほうが話しやすい、という高校生はたくさんいます。それでまったく問題ないんです。
保護者が絶対に言ってはいけない言葉と対応


ここからは保護者の方へ向けて書きます。私自身、親として子どもが学校に行きたくないと言い出したとき、正直どう対応すればいいかわからなかったんですよね。「このまま不登校になったらどうしよう」という焦りが先に立って、つい「なんで行けないの」と詰め寄ってしまったこともあります。後になって、あれは逆効果だったと気づきました。
言ってはいけない言葉
気持ちとは裏腹に、つい言ってしまいがちな言葉があります。どれも悪意からではなく、心配や焦りの裏返しなんですが……子どもの側からすると「しんどさを否定された」と感じやすいんです。
- みんなちゃんと行ってるのに(比較は自己肯定感をさらに下げ、孤立感を深める)
- 甘えるな・気合いで行け(身体的な問題を見逃す危険がある)
- なんで行けないの?と根掘り葉掘り聞く(本人も言語化できておらず、追い詰める)
- 学校を休んだら将来どうなる(脅しになり、不安をあおるだけで解決につながらない)
- すぐに登校を強制する(心理的な負荷が高まり、長期不登校への移行リスクが増す)
- 何も言わず無視する(「自分の気持ちは無価値だ」というメッセージになる)
効果的な関わり方のステップ
まずは「そうか、行きたくないんだね」と気持ちをそのまま受け取ることが大切です。理由を問い詰めず、ただ「そうなんだね」と受け取るだけでも、子どもの気持ちがほぐれることがあります。「なんで?」ではなく「最近しんどい?」という聞き方のほうが、子どもは話しやすいと思います。答えを急がず、沈黙を埋めようとしないことも大事です。
次に、身体の状態を確認してください。朝起きられない・立ちくらみ・頭痛・動悸などの症状があれば、まず小児科や内科を受診することをおすすめします。精神的なサポートが必要そうな場合は、担任よりもスクールカウンセラーへの相談がハードル低くておすすめです。教育委員会の教育相談センターは無料で秘密厳守なので、保護者だけで相談に行くことも可能です。
1〜2日の欠席でリセットできることもありますが、2週間以上続く場合は専門家への相談を考えてみてください。食欲不振や体調の悪化が続いている場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。最終的な判断は医師などの専門家にご相談ください。
欠席日数や単位に関して知っておきたいこと


学校を休もうか迷っているとき、「欠席したら単位が危ない」「留年するかも」という不安が頭をよぎりますよね。私も保護者として、この部分がずっと気になっていました。実際のところを少し整理しておきます。ただし、学校によってルールが異なるので、正確な情報は在籍している学校に必ず確認してください。
出席日数と単位の基本的なしくみ
高校では一般的に、各授業について出席日数が授業実施数の3分の2以上あると単位が認定されやすいとされています。あくまで一般的な目安で、学校によって基準は異なります。
「今日休んだら終わり」ではなく、現状の欠席数を担任や教務に確認して、余裕がどのくらいあるかを把握することが大事だと思います。何日まで休めるのかがわかるだけで、「とにかく行かなきゃ」という焦りが少し和らぐことがあります。また、保健室登校や別室登校で出席扱いになる学校もあります。「学校の建物には入れる」という状態なら、そういった選択肢を担任に相談してみるのもいいと思います。
欠席が続く場合の現実的な選択肢
もし欠席が相当数続いてしまった場合でも、選択肢はあります。転学や通信制高校への転校、定時制高校という道もありますし、高卒認定試験(旧大検)という方法もあります。「今の高校を続けることだけが答え」ではないということを、知っておいてほしいんです。選択肢があると知るだけで、追い詰められた感覚が少し変わることがあります。
通信制高校や別室登校という選択肢について


うちの子が通信制高校を選んだ経験から、少し話させてください。最初は「通信制高校に転校するなんて逃げじゃないか」と、私自身が思っていた部分があったんです。でも実際に通わせてみると、子どもが少しずつ自分のペースを取り戻していって……あのとき選択肢を広げてよかったと思っています。「逃げ」ではなく「自分に合った環境を選ぶ」という発想に変わったのが、大きな転換点でした。
別室登校・保健室登校という方法
教室に入るのがしんどい場合、保健室や別室(相談室など)で過ごすことを出席扱いにしてくれる学校があります。まずは担任やスクールカウンセラーに「教室以外で過ごす方法はありますか」と聞いてみることをおすすめします。全員と顔を合わせなくていい、授業全部に出なくていい、という状態から少しずつ慣れていけることもあります。
ゼロか百かじゃなくていい、というのが伝えたいことです。「学校に行く」と「学校に行かない」の間には、たくさんのグレーゾーンがあります。
通信制高校・定時制高校という選択肢
今の高校以外にも、高校卒業資格を取る方法はいくつかあります。
- 通信制高校:週1〜5日など通学頻度を選べる。オンライン学習も可能な学校が増えている
- 定時制高校:夜間や昼間の時間帯に通える。体力的・精神的にきつい状態でも続けやすい
- 高卒認定試験:試験に合格すれば高卒と同等の資格が得られる
どの選択肢が合うかは人によって違うので、学校の先生やスクールカウンセラー、あるいは教育相談センターなどの専門家に相談しながら考えてみてください。


夏休み明けに学校行きたくない高校生へ伝えたいまとめ


長くなりましたが、最後に一番伝えたいことをまとめさせてください。
夏休み明けに学校に行きたくないと感じることは、あなたが弱いからじゃないです。身体のしくみ、人間関係の不安、宿題の罪悪感、将来への不安……それが全部重なるのが夏休み明けで、高校生の30〜40%が「学校嫌だな」と感じている時期なんです。あなただけが特別におかしいわけじゃない、ということをまず知ってほしいんです。
ただ、「行きたくない」という気持ちが2週間以上続いたり、身体に症状が出ていたりする場合は、一人で抱え込まないでほしいと思います。スクールカウンセラーや教育相談センター、小児科など、話を聞いてくれる大人は必ずいます。今の高校を続けることが全てじゃないし、別室登校や通信制高校という道もあります。
というわけで、今夜できることはたった一つだけでいいです。22時にスマホを置いて、少しだけ深呼吸してみてください。それだけで、明日が少しだけ変わるかもしれません。
- 夏休み明けに学校行きたくなくなるのは身体・精神・環境の要因が重なるから。あなただけがおかしいわけじゃない
- 今夜はスマホを置いて腹式呼吸、明朝はとりあえず座るだけ。小さな一歩から始めていい
- 親への伝え方は「完璧に言わなくていい」。しんどいという事実を伝えることが最初の一歩
- 欠席日数の余裕を把握するだけで焦りが和らぐ。担任や教務に確認してみて
- 別室登校・通信制高校・定時制高校など、今の高校を続ける以外の選択肢もある
この記事に書いた情報はあくまで一般的な目安です。お子さんの状態が心配な場合は、必ず医師やスクールカウンセラーなどの専門家にご相談ください。
通信制高校の選び方について詳しくまとめた記事はこちらです。


※ お子さんの状況はご家庭ごとに異なります。具体的な進路選択については、在籍校の先生やスクールカウンセラー、各通信制高校の相談窓口に直接ご相談されることをおすすめします。






