不登校で自分を責める親が陥りやすい3つの罠

さき

子どもが学校に行けなくなってから、「私の育て方が悪かったのかな」って、ずっと自分を責めてしまうんです……

ゆかり

その気持ち、すごくわかります。夜になると特に強くなるんですよね。でも、その自責感が生まれるメカニズムを知るだけで、少し楽になれることがあるんです。

さき

子どもを大切に思っているからこそ責めてしまう……でも、そこから抜け出すにはどうすればいいんでしょう?

ゆかり

実は私も、眠れない夜が続いた時期がありました。今日は、なぜ自分を責めてしまうのかというところから、今日からできる具体的な方法まで、一緒に考えていきましょう。

この記事を読むと分かること
  • 親が自分を責めてしまう心理とそのメカニズム
  • 不登校の原因が本当に親にあるのかどうかという視点
  • 自責感が子どもの回復を妨げる可能性があるという事実
  • 親自身のメンタルを守りながら前に進むための具体的な方法
目次

不登校で親が自分を責めるのはなぜか

不登校で親が自分を責めるのはなぜか
  • 「良い親でいたかった」という思いが自責感の根っこにある
  • 完璧主義的な親役割観が「子どもの不登校=自分の失敗」という図式をつくる
  • 自責のメカニズムを知るだけで、感情と少し距離が置けるようになる

まず「なぜ自分を責めてしまうのか」というところから一緒に考えてみたいと思います。

責めている自分をさらに責めても、何も解決しないんですよね。でも、そのメカニズムを知るだけで、少し楽になれることもあるんです。

育て方を間違えたと感じる高校生の親の心理

育て方を間違えたと感じる高校生の親の心理

高校生の子どもが不登校になると、親の自責感はとりわけ強くなりやすいと思っています。

「もう高校生なのに、今さら私のせい?」と思いながらも、頭のどこかで「やっぱり小さい頃の育て方がまずかったんじゃないか」という考えが消えない……そんな感じ、ありませんか。

たとえば、幼い頃に共働きで保育園に長く預けていたこと、習い事や勉強を少し強制的にやらせていたこと、きょうだいと比べてしまっていたこと。ずっと忘れていたそういった記憶が、子どもが不登校になった瞬間に一気によみがえってきて、「全部つながってたんじゃないか」と感じるんですよね。

私も最初はそうでした。「あのとき叱りすぎた」「もっと話を聞いてあげればよかった」という後悔が次々と浮かんできて、自分がひどい親だという結論に向かってまっすぐ突き進んでいく感じで……。

でも今振り返ると、あのとき感じていた自責感って、「良い親でありたい」という気持ちの裏返しだったとも思うんです。子どもを大切に思っているからこそ、責める。それ自体は、悪いことじゃないと思っています。

ただ、その自責感が長引いて、毎日の生活を圧迫し始めると話が変わってきます。仕事にも支障が出始めた、夜眠れない、食欲がなくなった、という状態になっているなら、それは自分のケアを最優先にしていいサインだと思っています。

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自責感の強さと、親としての愛情の深さは比例しています。だからこそ、その感情を否定せずに、少しずつほぐしていくことが大切なんですよね。

自責が生まれるメカニズムと完璧主義の罠

自責が生まれるメカニズムと完璧主義の罠

なぜ親は、こんなにも強く自分を責めてしまうのでしょう。その根っこにあるのは、「良い親はこうあるべき」という強い思い込みだと思っています。

学校に行くのが当たり前、子どもが健やかに育つのは親の責任、という空気感は、まだまだ根強く残っています。そこに完璧主義的な親役割観が加わると、「子どもが不登校=自分の失敗」という図式が自動的にできあがってしまうんです。

認知行動療法の考え方では、これを「すべき思考(Should Statements)」と呼んでいます。「こうすべきだった」「こうあるべきだった」という絶対的な基準が、自責感の根っこにあるというわけです。

「すべき思考」の典型的なパターン

  • 「子どもが悩んでいるサインに早く気づくべきだった」
  • 「学校に無理に行かせるべきではなかった」
  • 「もっとそばにいてあげるべきだった」

「べき」という基準は、誰かが科学的に正しいと証明したものではないことがほとんどです。当時の自分は、そのときの情報と経験の中でできる限りのことをしていたはずなんですよね。

母親と父親では、この自責のパターンが少し違うことも興味深いんです。

母親に多い自責パターン父親に多い自責パターン
育て方・日常の関わり方への罪悪感経済面・家庭にいる時間への罪悪感
「もっとそばにいれば」「もっと話を聞けば」「もっと稼げていれば」「もっと家にいれば」
感情的・対人的な側面への自責役割・機能的な側面への自責

どちらも「もっと良い親でいたかった」という気持ちから来ているんですよね。「そういう思い込みが自分にあるかも」と気づくだけで、少し息が楽になることがありますよ。

不登校の原因は本当に親にあるのか

不登校の原因は本当に親にあるのか

「育て方を間違えた」と感じているとき、「でも本当にそうなのか?」と立ち止まってみてほしいんです。

文部科学省が2024年に公表した調査によると、小・中学校の不登校児童生徒数は346,482人と過去最多を更新しています。(出典:文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」

これは「特定の家庭の問題」ではなく、社会全体の現象だということをまず知っておいてほしいんですよね。同じ調査で、不登校のきっかけとして最も多いのは「無気力・不安」で全体の51.8%を占めている一方、「家庭に係る状況」はおよそ11%です。

不登校のきっかけ(主なもの)割合
無気力・不安51.8%
生活リズムの乱れ・あそび・非行11.4%
家庭に係る状況11.0%
いじめを除く友人関係をめぐる問題9.9%
学業の不振6.4%
いじめ0.8%

さらに注目してほしいのは、同じ家庭・同じ親の育て方でも、きょうだいの一方が不登校になり、もう一方はならないというケースがたくさんある、という事実です。もし育て方だけが原因なら、きょうだい全員が同じ影響を受けるはずですよね。

そうならないのは、子ども一人ひとりの気質や特性が大きく関わっているからだと思っています。発達障害(ASDやADHD)や感覚過敏、HSCといった気質的・神経学的な特性が背景にある場合も増えていて、これらは育て方とは直接関係しないことがほとんどです。

さらに、不登校が1990年代以降ずっと増加し続けているのは、個々の家庭環境だけでは説明できない社会的・構造的な変化があるから、という見方もあります。学校の環境、SNSの普及、コロナ禍以降の生活リズムの変化、多様な価値観の広がり……そういった外的要因が複雑に絡み合っているんですよね。

というわけで、「自分の育て方が唯一の原因」という結論は、データ的に見てもかなり無理があると思っています。

自分を責め続けることが子どもの回復を妨げる理由

自分を責め続けることが子どもの回復を妨げる理由

ここからは、少し逆説的な話をさせてください。親が自分を責め続けることが、子どもの回復を遅らせることがある、という話です。

子どもって、親の感情に対してものすごく敏感なんですよね。心理学者のジョン・ボウルビィが提唱した愛着理論という考え方では、子どもが安心して成長・回復していくためには、親が「安全基地(Secure Base)」として機能することが大切だとされています。そしてその安全基地になるためには、親自身が情緒的にある程度安定していることが前提になるんです。

親が強い不安や罪悪感を抱えていると、子どもはその空気を読み取ってしまいます。「自分のせいでお母さんが苦しんでいる」と感じた子どもは、さらに罪悪感を深めてしまうんです。

つまり、自分を責めることをやめることは、子どものためでもあるんですよ。「自分を楽にする=子どもを見捨てる」ではないんですよね。むしろ逆です。

親が少し落ち着いていられるだけで、家の中の空気が変わります。子どもにとって、家が「何も言わなくていい、ただいるだけで安心できる場所」になれるかどうかが、回復の速度に大きく影響すると思っています。

自責感が子どもに与える具体的な悪影響

自責感が子どもに与える具体的な悪影響

もう少し具体的に整理してみます。親の自責感が強いとき、どういう流れで子どもに影響が出るのかというと、こんな感じです。

自責感が強い親の言動が、子どもにこんな影響を与えることがあります。

  • 親が「ごめんね」「私のせいだよね」という言動を繰り返す
  • 子どもが「自分が親を傷つけている」と感じる
  • 子どもの罪悪感や自己嫌悪がさらに強まる
  • 不登校が長期化・深刻化しやすくなる

謝ること自体が悪いわけではありませんが、親が過度に萎縮したり焦りから過剰な関わりになったりすると、子どもにとっての「安心できる場所」が家の中から消えてしまう感じになってしまうんですよね。

たとえば、「学校に行けるの?」「今日はどうする?」という声かけが毎朝続くと、子どもはそれだけでプレッシャーを感じてしまいます。親は心配だから聞いているのに、子どもには責められているように伝わってしまう……そのすれ違いが積み重なると、親子のコミュニケーション自体が難しくなっていくんです。

親の自責感は、良い親でありたいという愛情から来ています。でも、その愛情を子どもに届けるためには、まず自分自身を少し楽にしてあげることが大切だと思っています。

さき

自分を責めるのをやめた方がいいってわかってても、実際どうすればいいのか……具体的な方法が知りたいです。

ゆかり

大きなことじゃなくていいんです。今日から少しだけ、自分への見方を変えるヒントをお伝えしますね。

不登校で自分を責める親が今日からできること

不登校で自分を責める親が今日からできること
  • 通信制高校を選ぶことは失敗の証明ではなく、子どもの学びを守る選択肢のひとつ
  • 「すべき思考」に気づくだけで、自責感と距離が置けるようになる
  • 親自身のセルフケアが、子どもの安心感にも直結する
  • 一人で抱え込まず、相談できる場所を知っておくことが大切

通信制高校を選んでも育て方を間違えたとは限らない

通信制高校を選んでも育て方を間違えたとは限らない

このサイトに来てくださっている方の中には、通信制高校への進学や転入を考えている方もいると思います。そのときに感じやすいのが、「通信制高校にしか行けない状況にしてしまったのは、育て方を間違えたからじゃないか」という罪悪感です。

でも、私はそれは違うと思っています。

通信制高校は、全日制が合わない子どもたちにとって「自分のペースで学べる場所」として機能していて、近年その数も在籍者数も増え続けています。2023年度時点で、通信制高校の在籍者数はおよそ26万人を超えており、10年前と比べて大きく増加しています。これはつまり、それだけ多くの子どもたちと親御さんが、同じ選択をしているということでもあるんですよね。

通信制高校を選ぶことは、子どもの学びを守る選択肢のひとつです。失敗の証明でも、育て方の間違いの結論でもないんですよね。

うちの子が通信制高校に進んだとき、最初は「こんな選択をさせてしまって申し訳ない」と感じていました。ただ、子どもが少しずつ自分のペースを取り戻していくのを見て、「これでよかったんだ」と思えるようになったんです。子どもに合った環境を探せた、それは親として十分すごいことだと思いますよ。

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自責の思考パターンに気づくための考え方

自責の思考パターンに気づくための考え方

自責感を手放すための第一歩は、「自分が今どんな思考パターンにはまっているか」に気づくことだと思っています。難しいことじゃなくて、「あ、また自分を責めてる」とただ気づくだけでいいんです。気づくことで、その思考と少し距離を置けるようになります。

ここでは、認知行動療法の考え方を参考にした、実際に使いやすい三つのアプローチをお伝えします。

「すべき思考」に気づく

頭の中に「〜すべきだった」「〜しなければいけなかった」という言葉が浮かんだとき、それが自責感の種になっていることが多いです。その「べき」は誰が決めたのかを、一度考えてみてほしいんですよね。多くの場合、根拠のない思い込みだったり、昔の自分が信じ込んでいたルールだったりします。

たとえば「子どもが困っているサインに気づくべきだった」という思考があるとします。でも、子どもが不登校の初期にサインをわかりやすく出すことは、実はかなり少ないんです。気づかなかったことは「失敗」ではなく、「わかりにくかった」というだけかもしれません。

「べき」という言葉が浮かんだとき、「本当にそうだろうか?」とひと呼吸おいてみる、それだけで変わることがあります。

「反証」を意識的に集める

「自分の育て方が原因だ」と感じたとき、反対の証拠を意識的に探してみるのもひとつの方法です。たとえば、きょうだいは元気に学校に通っていること、子どもにはもともと感覚過敏や不安が強い気質があったこと、クラスや担任との相性の問題があったこと……みたいな。

原因はひとつじゃないということに気づくと、「全部自分のせい」という思い込みが少しほどけてくることがあります。このアプローチは心理学的には「再帰属(Reattribution)」と呼ばれていて、出来事の原因を一つに固定せず、複数の要因に分散させる思考練習です。

難しく考えなくていいんです。「自分だけのせいじゃないかもしれない要因」を三つ書き出してみる、それだけでも効果があると思っています。

過去ではなく「今日」に目を向ける

過去の育て方は、もう変えられません。でも、今日の関わり方は変えられるんですよね。

「昨日よりも少し、子どもの話を聞けた」「今日は怒鳴らずに済んだ」、そういう小さな変化を自分で認めてあげることが、少しずつ自責感を薄めていくと思っています。

自責感が強いとき、私たちはどうしても「できなかったこと」にばかり目が向いてしまいます。でも、今日子どもの前で笑えたこと、ごはんを作ったこと、話しかけたこと……それだって十分なことなんです。「今日の自分を責めない」という小さな選択の積み重ねが、長い目で見たときに大きな変化につながっていくと思っています。

親自身のメンタルを守るためのセルフケア

親自身のメンタルを守るためのセルフケア

子どものことで頭がいっぱいのとき、自分のケアなんて後回しにしがちですよね。でも、親が消耗しきっているときに子どもの支えになるのは、かなり難しいんです。

飛行機の中で「まず自分がマスクをつけてから子どもを助けてください」というアナウンスがありますよね。あれ、子育てにも当てはまると思っています。自分を満たす余裕があるときの方が、子どもへの声かけも、落ち着いた関わりも、自然とできるようになるんですよね。

今日から少しずつ取り入れてみてほしいセルフケアの習慣です。

  • 1日10〜15分でいいので、自分だけの時間を意識的に作る(散歩、入浴、好きな音楽を聴くなど)
  • 睡眠・食事・軽い運動という基本的なケアを優先する
  • 不安を煽るようなSNSやネット情報からは意識的に距離を置く
  • 信頼できる人に「今しんどい」とひと言だけでも伝えてみる

感情に名前をつける「ラベリング」という行為だけでも不安が少し和らぐことがあります。「今、自責感が強い」「今、焦りを感じている」とひと言心の中でつぶやくだけでいいんですよ。

私が一番効いたのは、「しんどい」という言葉を声に出すことでした。誰かに言えなくても、一人でつぶやくだけでも、少し違うんですよね。

もう少し余裕が出てきたら、趣味や好きなことに少しだけ時間を使ってみてください。子どもが不登校の間、親も「楽しんでいいのかな」と感じることがありますが、親が楽しそうにしている姿は、子どもにとって安心の材料になることもあります。

一人で抱え込まず相談できる支援機関の活用法

一人で抱え込まず相談できる支援機関の活用法

「相談しようにも、どこに言えばいいかわからない」という方も多いと思います。親自身のために相談していいということを、まず知っておいてほしいんです。

「子どものことを相談しなきゃ」と思うと、「自分がしんどい」という話は後回しになってしまいがちです。でも、親御さん自身が限界を迎えてしまうと、子どものサポートもできなくなります。遠慮せず、「私自身がしんどいです」と伝えていい場所がちゃんとあるんです。

スクールカウンセラー

学校に配置されている公認心理師や臨床心理士です。保護者も利用できます。子どものことを相談するだけでなく、「自分が追い詰められている」という話もできますよ。予約は学校の担任や教頭先生を通じて取れることが多いです。

「学校に行くのが気まずい」と感じる方もいるかもしれませんが、スクールカウンセラーへの相談は、学校の先生への報告とは別管理になっていることがほとんどですよ。

教育相談センター

各都道府県や市区町村に設置されている相談窓口です。基本的に無料で利用できます。電話相談から対面まで、さまざまな対応が可能なことが多いです。

「まだそこまで深刻じゃないかも」と感じていても、気軽に連絡してみていいと思います。深刻になってからではなく、早め早めに相談しておく方が、親自身の精神的な消耗を防げることが多いんですよね。

不登校の親の会・保護者支援グループ

同じ立場の親と話せる場所です。NPO法人や地域のサポートグループが各地で開催しています。「わかってもらえた」という感覚は、専門家の言葉とはまた違う力があるんですよね。理論でも解決策でもなく、ただ「同じだよ」と言ってもらえるだけで、ずいぶん楽になれることがあります。最近ではオンラインで参加できる親の会も増えているので、外出が難しい方にも選択肢が広がっています。

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ただ、状況によっては専門的なサポートが必要なこともあります。強い抑うつ感や不眠が続くときは、ためらわずにかかりつけ医や心療内科に相談してみてください。最終的な判断は専門家にご相談いただくのが一番だと思います。

子どもが本当に必要としている親の姿とは

子どもが本当に必要としている親の姿とは

「完璧な親でなければいけない」という思い込みが、自責感の一番大きな根っこかもしれません。でも、子どもが本当に必要としているのは、完璧な育て方をした親ではないと思っています。

それよりも、「この人のそばにいると少し安心できる」という感覚を子どもに持ってもらえることの方が、ずっと大切なんですよね。過干渉でも過保護でもなく、ただそこにいてくれる、怒鳴らずに話を聞いてくれる、失敗しても見捨てない……そういう存在です。

それは、今日から始められることだと思います。過去の育て方がどうだったかに関係なく、今日から「安心できる親」になっていくことはできるんです。

たとえば「今日ごはん食べられてよかったね」とか「無理しなくていいよ」みたいな、小さな声かけでいいんです。結果を出すことや完璧な会話をすることより、「今日もそこにいてくれた」という事実の方が、子どもにとってはずっと心強いものです。

不登校の子どもを持つ親御さんが「自分はちゃんとやれているのか」と不安になるのはとても自然なことです。でも、そう感じている時点で、すでに十分子どものことを考えているんだと思いますよ。

不登校で自分を責める親へ伝えたいこと

不登校で自分を責める親へ伝えたいこと

最後に、少しだけ個人的な話をさせてください。

私も子どもが不登校になったとき、自分が何かをすごく間違えたんだという感覚から抜け出せない時期がありました。夜中にスマホで「育て方 間違えた」とか「不登校 親のせい」みたいな言葉を検索して、答えを探しながら、でも見つかるたびにまた自分を責めて……みたいな日々を過ごしていたんです。

検索するたびにしんどくなっているのに、やめられない。そういう夜、ありませんでしたか。

そこから少しずつ楽になれたのは、「完璧な親なんていない」という当たり前のことを、やっと腑に落ちるかたちで受け入れられたからだと思っています。それと、同じような状況の親御さんと話す機会を持てたことも大きかったです。「私だけじゃないんだ」という感覚は、本当に救いになるんですよね。

というわけで、この記事を読んでくださったあなたへ伝えたいことはひとつです。

自分を責める気持ちがあること自体、子どもを大切に思っている証拠です。その気持ちを、もう少しだけ自分自身に向けてあげてほしいんです。

親が少しだけ楽になれたとき、子どもにも伝わるものがあると思っています。一人で全部抱えなくていいです。少しずつ、一緒に考えていきましょう。

  • 不登校の原因は「無気力・不安」が最多で、育て方だけが原因ではないとデータが示している
  • 自責感は「良い親でいたかった」という愛情の裏返し。否定せず、少しずつほぐしていくことが大切
  • 親が自分を責め続けることで、子どもがさらに罪悪感を深めてしまう悪循環が生まれやすい
  • 「すべき思考」に気づき、反証を集め、今日の小さな変化を認めることが自責感を薄める第一歩
  • スクールカウンセラーや親の会など、親自身のための相談場所を遠慮なく活用してほしい

※この記事は一般的な情報を提供するものであり、個別の状況に対する専門的なアドバイスではありません。お子さんの状態や親御さん自身のメンタルについては、スクールカウンセラーや医療機関など、専門家にご相談いただくことをおすすめします。

通信制高校の選び方について詳しくまとめた記事はこちらです。

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※ お子さんの状況はご家庭ごとに異なります。具体的な進路選択については、在籍校の先生やスクールカウンセラー、各通信制高校の相談窓口に直接ご相談されることをおすすめします。

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